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アラカン紳士さん
近ごろ「こうじ水」をよく見かけますの
お通じや美肌によいと聞いて、試すか迷っておりますわ

マダム、我が家では朝いちばんにこうじ水を1杯飲んでおりますぞ
お通じや美肌の話のもとは、米麹で作った甘酒の研究でしてな

まあ!
甘酒の研究…ですの?
では、こうじ水には期待できませんの?

期待しすぎず、ご自分の体で確かめればよいのです
麹と水を冷蔵庫に一晩入れるだけですからな
2日で飲み切る、水を足すのは2回まで
2日と2回を守れば、気軽に始められますぞ
こうじ水(麹水)は、米麹を冷たい水につけて、冷蔵庫で一晩おくだけの飲みものです。
お通じや美肌によいという話のもとは、米麹で作った甘酒の研究から来ています。
麹100gと水500ccで作ると、コップ1杯(200ml)は約52円でした。
日持ちは2日、同じ麹に水を足すのは2回までが、使っている米麹のメーカーの目安に合わせた我が家の決まりです。
ガンをきっかけに「おおむねヴィーガン生活」を始めたアラカン紳士です。
ヴィーガン歴は9年になります。
2026年9月24日に初めてこうじ水を作り、今は朝いちばんに1杯飲んでいます。
思ったより爽やかな味で、飽きずに続いています。
冷蔵庫のドアポケットに入れたピッチャーで作る我が家のやり方を、麹メーカーの目安と研究の論文に照らして試してみました。
- こうじ水(麹水)とは何か、甘酒より甘さ控えめな理由
- こうじ水で言われるお通じ・美肌・ダイエットの根拠と、合わない人
- 麹100g+水500ccの作り方と、コップ1杯(200ml)の値段
- こうじ水の日持ちと、同じ麹に水を足せる回数
- 毎日の飲み方と、薄くなった2回目・残った麹の使い方
こうじ水(麹水)とは?米麹を冷たい水につけた飲みもの

こうじ水は、米麹と水だけで作る、温めない飲みものです。
冷たい水の中で、米麹の酵素が水に溶け出します。
冷蔵庫の温度では米が糖に変わりにくいので、甘酒より甘さ控えめに仕上がります。

こうじ水の材料は米麹と水だけで、火を使いません。
麹メーカーのマルコメは、乾燥米こうじ100gに水500ccを注ぎ、冷蔵庫で8時間以上おく作り方を紹介しています。
できあがったら水をこして飲み、残った米麹は料理に使います。
同じ米麹から作る甘酒は、60℃前後に温めて、米のでんぷんを糖に変えたものです。
こうじ水と甘酒は、同じ米麹を使っても、温めるか温めないかで作り方が違います。

こうじ水には、米麹の酵素が水に溶け出しています。
酵素は、米のでんぷんやたんぱく質を分ける働きをもつ、たんぱく質の一種です。
米麹の酵素が働くのは、こうじ水を作っている容器の中です。
東京大学の「医療情報をわかりやすく発信するプロジェクト」の用語集では、口から入った酵素はアミノ酸に分解されて小腸で吸収される、と説明しています。
こうじ水の酵素も、飲んだあとは、ほかのたんぱく質と同じように消化されます。

こうじ水の味は、甘酒よりも甘さ控えめで、爽やかです。

初めて飲んだ日は
思ったより爽やかな味でしたぞ
少し甘くて、飲みやすい味でしてな
こうじ水の甘さが控えめなのは、冷蔵庫の温度では、米麹の酵素がほとんど働かないからです。
広島県食品工業技術センターによると、酵素がよく働く温度は30〜50℃程度です。
静岡大学の発表(2022年)では、米と米麹で甘酒を作るときの温度を4℃から60℃まで変えて比べ、4℃で作ったものがいちばん糖が少なく、甘さの数値が低くなりました。
冷蔵庫でつけるこうじ水は、米のでんぷんが糖に変わりにくく、甘酒ほど甘くなりません。
麹の通販会社のかわしま屋は、市販の乾燥米麹7種類で、こうじ水と甘酒を作って糖度を測っています。
こうじ水は、麹1に対して水5の割合で、我が家の作り方と同じです。
| 項目 | こうじ水 | 甘酒(米麹) |
|---|---|---|
| 作り方 | 米麹を冷たい水につけて、冷蔵庫で一晩 | 米麹を60℃前後で温めて、でんぷんを糖に変える |
| 糖度 | 4〜6 | 11〜14 |
| 味 | 甘さ控えめで爽やか | 甘くて、とろみがある |
こうじ水に期待できる効果は?お通じ・美肌・ダイエットの根拠

こうじ水で言われているお通じ・美肌・ダイエットの話は、米麹で作った甘酒の研究がもとになっています。
甘酒の試験では、お通じの日数は増えましたが、肌の差は一部の項目だけで、体重は減っていません。

こうじ水を紹介している麹メーカーや通販会社の記事は、米麹に入っているオリゴ糖やビタミンB群などの一般的な働きから、こうじ水の効果を説明しています。
調べた範囲では、こうじ水自体を人が飲んで調べた研究は見つかりませんでした。
人が飲んで調べた研究があるのは、米麹で作った甘酒です。
甘酒は温めて作るので、こうじ水とは中身が違います。
こうじ水は、効くと決めて飲むものではなく、試して自分の体で確かめる飲みものです。
- お通じ:米麹甘酒を3週間飲んだ試験で、お通じの日数が増えた
- 美肌:米麹甘酒の試験で、ほほの水分は保たれたが、腕と背中は差がなかった
- ダイエット:調べた範囲では、甘酒を飲んで体重が減った試験は見つからない

お通じについて、比べる相手を用意して調べた研究は、米麹甘酒の試験です。
倉橋ら(2021年)の試験は、どちらを飲んでいるかを、飲む人も調べる人も知らない形で比べています。
| 項目 | 倉橋ら(2021年)の試験 |
|---|---|
| 飲んだ人 | お通じが週2〜5日の健康な大人44人 |
| 飲んだもの | 米麹甘酒118g、または米麹を使わない甘い飲み物を毎日1本 |
| 期間 | 3週間 |
| 3週目のお通じの日数 | 米麹甘酒:週に約5.4日 米麹を使わない飲み物:週に約4.2日 |
| 研究の資金 | 甘酒メーカーの八海醸造 |
米麹甘酒を飲んだ人たちは、比べた相手よりお通じの日数が増えていました。
論文は、甘酒に入っている麹菌そのものが関わった可能性を挙げています。
甘酒の試験なので、こうじ水を飲んで同じ結果になるとは限りません。

しかし、こうじ水を飲み始めてから、我が家は夫婦ともにお通じがいいと感じています。
妻は「明らかにお通じが良くなった」と話しています。

アラカン紳士さんご自身は、いかがですの?

私も飲み始めて2週間ほどですが
お通じはかなりいい状態ですぞ
朝いちばんにこうじ水を1杯飲むと
お腹の動き出しがいいのです
たくさん食べた日も
胃がしんどくならない感じがありますな
お腹の調子の変化が、こうじ水によるものかどうかまでは、私には分かりません。
感じ方は人によって違い、こうじ水が合わない人もいます。

美肌について、甘酒の試験で差が出たのは、ほほの水分など一部の項目です。
甘酒メーカーの八海醸造の試験(2022年)では、肌の乾燥が気になる30〜59歳の51人が、米麹甘酒か、米麹を使わない甘い飲み物を8週間飲みました。
左ほほの水分量は、米麹甘酒の人たちは保たれ、もう一方の人たちは下がりました。
二の腕と背中の水分量には、差がありませんでした。
マルコメや森永製菓の甘酒の試験でも、差が出たのは肌の一部の項目です。
麹のコウジ酸は、化粧品に入れて肌に塗る美白の成分として使われています(コーセー)。
甘酒の試験からは、こうじ水を飲んでシミが減るとまでは言えません。

ダイエットについては、甘酒を飲んで体重が減った試験も、調べた範囲では見つかっていません。
八海醸造の試験(2020年)では、血糖がやや高めの人たちが、米麹甘酒か、米麹を使わない甘い飲み物を毎日1本、12週間飲みました。
体重とBMI(身長と体重から出す体格の目安)は、どちらの人たちも変わりませんでした。
体脂肪は、どちらの人たちも同じくらい減っていました。
甘酒の試験で確かめられたのは、飲んでも体重が増えなかったことで、やせたことではありません。
こうじ水も、体重を減らす飲みものとしては期待しないでおきます。
食事を毎日記録してAI(人工知能)に相談し、私が体重を減らした記録は、下記の記事にまとめています。

こうじ水は、一度にたくさん飲むと、お腹がゆるくなることがあります。
通販会社のタマチャンショップとcotta(お菓子・パン材料の通販会社)、サーモスの記事で取材を受けた医師の3者が、同じ注意を書いています。
米麹は、カビの仲間である麹菌を米につけて作ります。
麹メーカーの麹屋もとみやは、
カビアレルギーの人は避けたほうがいいかもしれない
と書いています。
こうじ水を試すなら、まずはコップ1杯から、お腹の具合を見ながら始めましょう。
- カビアレルギーがある人
- こうじ水を飲んで、お腹がゆるくなった人(量を減らすか、やめる)
- 病気で食事の指示を受けている人(飲む前に主治医に相談する)
こうじ水の作り方と1杯の値段|麹100g+水500cc

こうじ水は、乾燥米麹100gと水500ccを容器に入れ、冷蔵庫で8時間以上つけて作ります。
我が家は茶こし付きの水出しピッチャーを使い、冷蔵庫のドアポケットで作っています。

我が家のこうじ水は、フジジン(富士甚醤油)の「国産米こうじ」乾燥タイプで作っています。
富士甚醤油は大分県臼杵市の醤油メーカーです。
我が家は、450g入りの袋を1,160円で買っています。
袋の作り方の欄に載っているのは甘酒と塩こうじだけで、こうじ水の作り方は載っていません。
我が家のこうじ水の分量は、マルコメが紹介している分量と同じ、米麹100gに水500ccです。
米麹は、台所のはかりで100gを量ります。
米麹の袋には、開封したあとは冷蔵庫で保管し、早めに使うように書かれています。
- 乾燥米麹:100g
- 水:500cc
- はかり
- 茶こし付きの水出しピッチャー
こうじ水に使う米麹は、作り方と日持ちの目安をメーカー自身が出しているものを選ぶと迷いません。
我が家が使っているフジジンの国産米こうじを、こうじ水にすすめる理由は4つです。
- 原材料は国産の米だけで、ほかに何も入っていない
- 乾燥タイプで、賞味期間は製造から240日。
開封後は冷蔵庫に入れておけば、こうじ水を作るたびに100gずつ使える - メーカーの富士甚醤油が、商品ページで「こうじ水」を使い道に挙げ、公式サイトのレシピで作り方と日持ちの目安(作ったら1〜2日以内)を出している
- 450gの1袋で、こうじ水を4回分と少し作れる(コップ1杯約52円)
我が家がこうじ水に使っている米麹です(広告リンクを含みます)。

こうじ水は、米麹と水を容器に入れて、冷蔵庫で8時間以上おけばできあがりです。
我が家は、ピッチャーを冷蔵庫のドアポケットに入れています。
約10時間たつと、米麹がふくらんで底に沈み、水が白くにごります。
8時間以上つけるので、夜に仕込めば翌朝に飲めます。
2回目は、こうじ水を注ぎ切ったピッチャーに、同じ米麹のまま水500ccを足して、また冷蔵庫に入れます。
- 米麹100gを、はかりで量る
- ピッチャーに水500ccを入れ、米麹を入れた茶こしを沈める
- 冷蔵庫で8時間以上おく
- ピッチャーからコップに注ぐ(米麹は茶こしに残る)
できたこうじ水は、冷蔵庫に入れたまま、2日で飲み切ります。

同じ米麹に水を足して2回作るので、米麹100gから1,000ccのこうじ水ができます。
| 項目 | 金額・量 |
|---|---|
| 米麹1袋(450g) | 1,160円 |
| 1回分の米麹(100g) | 約258円 |
| 1回分の米麹でできるこうじ水 | 1,000cc(500cc×2回) |
| コップ1杯(200ml) | 約52円 |
米麹1袋からは、4回分と少し作れます。
茶こし付きの水出しピッチャーなら、こうじ水をこす手間がない

我が家は、ルピシアの茶こし付きの水出しピッチャーでこうじ水を作っています。
お茶を水出しするためのピッチャーで、内側に茶こしがついています。
茶こしの中で米麹をつけておけば、飲むときはピッチャーからコップに注ぐだけです。
ざるで米麹をこす手間がかかりません。
水を足して2回目を作るときも、茶こしに米麹を残したまま、水を注げば済みます。
こうじ水は何日もつ?何回水を足せる?

こうじ水は日持ちしない飲みもので、麹メーカーや通販会社の目安は、長くても3日以内です。
我が家は、使っている米麹のメーカーの目安に合わせて、2日で飲み切り、水を足すのも2回までにしています。

こうじ水の日持ちの目安は、麹メーカーや通販会社で、その日のうちから3日以内まで分かれています。
同じ米麹に水を足して使う回数も、書いていないところから2〜3回までと、ばらばらです。
富士甚醤油は、作ったこうじ水を放っておくと傷みやすい、と書いています。
タマチャンショップは、水を含んだ米麹は傷みやすいので、素手で触れず、できるだけ早く仕込み直すように、としています。
| 書いている会社 | 日持ちの目安 | 水を足して使う回数 |
|---|---|---|
| マルコメ | その日のうち | 書いていない |
| 富士甚醤油 | 1~2日以内 | 書いていない |
| cotta | 3日以内 | 書いていない |
| タマチャンショップ | 3日以内 | 2〜3回 |
| かわしま屋 | 3日以内 | 2~3回 |
| 麹屋もとみや | 3日以内 | 2〜3回 |

我が家は最初、同じ米麹に毎日500ccずつ水を足して、3日で3回こうじ水を作っていました。
3日・3回は、表のほかの会社の目安には収まっていました。
けれど、使っている米麹のメーカーである富士甚醤油のレシピに「作ったら1~2日以内に」とあるのを読んで、2日で2回に変えました。
2回目は1回目より味が薄くなるので、りんご酢で味を整えています。

こうじ水は、味やにおい、色が変わっていたら、日数に関係なく飲まずに捨てます。
マルコメは、味やにおい、色に変化があれば使わないように、と書いています。
タマチャンショップも、においや色が変わったら、保存した日数にかかわらず処分するように、としています。
- ぬめりがある(cotta)
- 色が変わった・黄色くなった(cotta、サーモスの記事で取材を受けた医師)
- 強い酸っぱいにおい、強い酸味がある(cotta、サーモスの記事で取材を受けた医師)
- 作ってから2日を過ぎた(我が家の決まり)
こうじ水はもともと白くにごるので、ぬめりや色、においの変化もあわせて見ます。
乾物をつけた水を捨てるか使うかは、切り干し大根の戻し汁でも迷うところです。
切り干し大根の戻し汁については、下記の記事にまとめています。
こうじ水の飲み方と、残った麹の使い切り方

我が家は、こうじ水を朝いちばんに1杯と、のどが渇いたときに飲んでいます。
薄くなった2回目はりんご酢で味を整え、こしたあとの米麹はご飯や味噌汁、ハンバーグに使います。

我が家では、こうじ水を朝いちばんに1杯飲んでいます。
のどが渇いたときの1杯にもなっていて、飲む量は日によって違い、1日200〜400mlくらいです。
飲み始めてから、飽きずに続いています。
こうじ水を紹介している記事では、1日500mlを目安に挙げているものが多く見られます。
ただ、1日500mlの根拠になる研究は、どの記事にも示されていません。
こうじ水の1日の量に決まりはなく、我が家は1日200〜400mlくらいで続けています。

同じ米麹に水を足して作る2回目のこうじ水は、1回目より味が薄くなります。
麹屋もとみややかわしま屋、タマチャンショップも、水を足すと味が薄くなると書いています。
我が家では、2回目のこうじ水をコップ1杯200mlに注ぎ、りんご酢を小さじ1杯入れて味を整えています。
2回目のこうじ水は、2日目のうちに飲み切ります。
タマチャンショップやcottaの記事では、レモン果汁やはちみつを入れたり、炭酸で割ったりする飲み方も紹介されています。
こうじ水をこしたあとの米麹は、ご飯に入れて炊いたり、味噌汁に入れたりしています。

ご飯も味噌汁も、味がまろやかになりますぞ
高野豆腐のハンバーグのたねに混ぜることもありますな

富士甚醤油も、こうじ水で残った米麹を、炊飯や雑炊に使う方法を紹介しています。
サーモスの記事で取材を受けた医師は、取り出した米麹は素手で触らず、冷蔵して、なるべくその日のうちに使うように、とアドバイスしています。
こうじ水の米麹はご飯や味噌汁、ハンバーグに使い切るので、我が家では捨てる分がありません。
米麹を塩麹や醤油麹にして料理に使う方法は、下記の記事にまとめています。
こうじ水はのどが渇いたときに、甘酒は小腹がすいたときに

我が家は、こうじ水のほかに甘酒も作っています。
どちらも米麹から作りますが、我が家では飲む場面が違います。
こうじ水は、朝いちばんや、のどが渇いたときの1杯です。
甘酒は、小腹がすいたときのおやつ代わりにしています。
甘酒の飲み方は、下記の記事にまとめています。
こうじ水のよくある質問

本文で書ききれなかった疑問に答えます。
- こうじ水は、常温で作ってもいいですか?
- こうじ水は冷蔵庫で作ります。
通販会社のかわしま屋は、常温だとこうじ水が酸っぱくなったり、嫌なにおいがしたりすると書いています。
厚生労働省も、家庭での食中毒予防として、食品を室温に長く放置しないこと、冷蔵庫は10℃以下に保つことを目安にしています。
我が家も、こうじ水は冷蔵庫のドアポケットで作っています。
- こうじ水は、水道水で作ってもいいですか?
- 水道水で作れます。
cotta(お菓子・パン材料の通販会社)は、水道水でも作れるとしたうえで、浄水器の水や沸かした水は塩素の殺菌の力が弱いので、冷蔵して早めに飲むように書いています。
サーモスの記事で取材を受けた星子尚美医師は、ミネラルウォーターをすすめ、アルカリイオン水は避けるとしています。
- 水を足した2回目のこうじ水から、少し酸っぱいにおいがします。飲めますか?
- においに迷うなら、飲まずに捨てます。
麹メーカーの麹屋もとみやは、水を足して繰り返すと酸っぱいにおいがすることがあり、基本的には飲んでも大丈夫としています。
一方、cottaは強い酸っぱいにおいを傷んだサインに挙げていて、麹メーカーや通販会社の間でも扱いが分かれています。
厚生労働省は「ちょっとでも怪しいと思ったら、食べずに捨てましょう」としています。
- こうじ水は、ピッチャーから直接飲んでもいいですか?
- ピッチャーに口をつけず、コップに注いで飲みます。
サーモスの記事とタマチャンショップが、容器に口をつけずにコップに注ぐように書いています。
タマチャンショップは、容器を洗って消毒し、よく乾かしてから使うことも勧めています。
我が家も、ピッチャーからコップに注いで飲んでいます。
- こうじ水は、温めて飲んでもいいですか?
- 温めて飲めます。
広島県食品工業技術センターによると、酵素がよく働く温度は30〜50℃で、60〜80℃まで上げると酵素は壊れて働かなくなります。
麹の酵素を残したいなら、温めるのは手で持てるくらいの50℃前後までにします。
温めると麹の酵素が米を糖に変えるので、冷たいときより少し甘くなります。
ぬるい温度は雑菌も増えやすいので、温めるのはコップ1杯分だけにして、温かいまま置かずにすぐ飲みます。
おわりに|こうじ水は、2日で飲み切る量から試す

こうじ水は、米麹を冷たい水に一晩つけるだけで作れる飲みものです。
お通じや美肌の話のもとは米麹甘酒の研究なので、期待しすぎず、自分の体で確かめる飲みものとして付き合っています。
我が家は、朝いちばんの1杯を続けながら、2日で飲み切る・水を足すのは2回まで、を守っています。
薄くなった2回目はりんご酢で、こしたあとの米麹はご飯や味噌汁、ハンバーグで使い切ります。
冷蔵庫のドアポケットにピッチャーを1本入れておくと、翌朝には白くにごったこうじ水ができています。
今夜、米麹100gと水500ccを冷蔵庫に入れて、明日の朝の1杯で、こうじ水の味を確かめてみましょう。
参考・出典
・マルコメ「糀(こうじ)水」レシピ
https://www.marukome.co.jp/recipe/detail/koji_636/
・富士甚醤油「こうじ水」レシピ
https://www.fujijin.co.jp/recipe-detail/201/
・タマチャンショップ「麹水の効果」コラム(2026年9月17日)
https://tamachanshop.jp/column/koji-water-effects/
・かわしま屋「こうじ水」コラム(2019年1月16日)
https://kawashima-ya.jp/contents/?p=6517
・cotta「こうじ水」コラム(2026年6月3日)
https://www.cotta.jp/tomorrow/column/?p=264
・麹屋もとみや「麹水について」
https://kojiyamotomiya.com/knowledge/about-kojisui/
・サーモス Webマガジン こうじ水の記事(2020年11月25日・取材先:星子クリニック院長 星子尚美医師)
https://www.thermos.jp/webmagazine/article/detail/20201125133337.html
・東京大学「医療情報をわかりやすく発信するプロジェクト」用語集(酵素)
https://ez2understand.ifi.u-tokyo.ac.jp/terms/terms_31/
・広島県 食品工業技術センター「食品の疑問」(酵素がよく働く温度)
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/26/foodfaq3-2.html
・鈴木・村上(静岡大学)「甘酒の糖化温度と成分・嗜好性」日本調理科学会 大会研究発表要旨集(2022年)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ajscs/33/0/33_134/_article/-char/ja/
・Kurahashi A(倉橋)ら Journal of Fungi 2021(米麹甘酒とお通じ・44人・3週間)
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8470246/
・Enomoto S, et al. Clinical, Cosmetic and Investigational Dermatology 2022(米麹甘酒と肌の水分・51人・8週間)
https://www.dovepress.com/koji-amazake-maintains-water-content-in-the-left-cheek-skin-of-healthy-peer-reviewed-fulltext-article-CCID
・マルコメ「研究成果:糀甘酒の肌への効果」
https://www.marukome.co.jp/rd/result07/
・森永製菓「甘酒の研究」
https://www.morinaga.co.jp/company/healthcare/amazake.html
・倉橋ら 日本醸造協会誌 2020(米麹甘酒を12週間飲んだときの安全性)AgriKnowledge
https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010931876.pdf
・コーセー「コウジ酸の誕生秘話」
https://koseholdings.co.jp/ja/kose/research/secretstory/kojicacid/
・厚生労働省「家庭での食中毒予防」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/01_00008.html
・かわしま屋「麹の比較|甘酒や発酵豆乳を酵素で検証」
https://www.kawashima-ya.jp/contents/?p=7056
