
アラカン紳士さん、暑くて料理する気がしないわ…。
食欲も全くわかないのよね

ふむふむ、マダム。
そんな時は“オレンジ色のヴィーガンドレッシング”で冷製パスタをいただくというのはどうでしょう?

えっ、そんなのあるの?
見た目もきれいで気になるけど、難しくない?

ご心配なく。
材料を混ぜるだけの簡単レシピ。
ヴィーガン仕様で体にも優しいのですぞ。
はじめに〜冷たい麺が主役になる季節に

オレンジ色の爽やかな手作りドレッシングは、夏バテしがちな季節にぴったりの万能ソースです。
冷たいパスタにかけるだけで、おしゃれな一品に早変わり。
私自身、がんをきっかけにヴィーガン生活を始めて6年。薬いらずの毎日を送りながら、体調管理にもこのようなシンプルでナチュラルなレシピを活用しています。
今回ご紹介する柑橘バジルソースは、見た目も味も爽やかで、アラカン世代の皆さまにもおすすめできる一品です。
冷蔵庫で作り置きもできて、野菜や豆腐、焼き野菜にもかけることができ、まさに大活躍の一品です。
この記事では、そのレシピと活用方法を詳しく解説します。
- オレンジ色の手作りヴィーガンドレッシングの作り方
- 冷製パスタへの活用アイデア
- アラカン世代に嬉しい栄養のポイント
こんな悩み、ありませんか?

- 最近食欲がわかず、毎日のごはん作りが負担に感じる
- 冷たい料理ばかりになって、栄養バランスが心配
- サラダやそうめんばかりで、味に飽きてきた
- ヴィーガン対応のドレッシングを探しても、市販品は種類が少ない
そんな方にこそ知ってほしいのが、「オレンジ色のヴィーガンドレッシング」。
野菜にも、豆腐にも、冷たい麺にも使える万能ソースです。
しかも材料はシンプル、混ぜるだけで完成。
「手間はかけたくない。でも体に良いものを食べたい」
そんな想いに寄り添う、アラカン世代にぴったりのレシピです。
手作りヴィーガンドレッシングとは?

ヴィーガンドレッシングとは、動物性の原材料を一切使わずに作るドレッシングのこと。
乳製品や卵を使わないため、コレステロールフリーで、消化にもやさしいのが特徴です。
市販品でも「ヴィーガン」と表示された商品が増えてきていますが、実は手作りの方が圧倒的にヘルシー&リーズナブル。
材料の質が自分で選べるから、無添加・低カロリー・低ナトリウムにも調整可能です。
今回ご紹介するのは、夏にぴったりの“柑橘×バジル”の風味を活かした爽やかなオイルドレッシング。
冷蔵保存もできるので、作り置きしておけば忙しい日にも重宝します。
ドレッシングひとつで、食卓がワンランクアップしますよ。
手作りのドレッシングは市販のものよりも日持ちは短くなりますが、それは保存料や添加物を使用していない「安全な証拠」。
その分、体にも環境にもやさしい選択です。
使う人の健康と、地球の未来を考えた食づくりが、日常の中で自然にできるって素敵ですよね。
オレンジ色が映える柑橘バジルソースのレシピ

- オレンジ(果肉と果汁)…約100g(甘夏、みかん、八朔でもOK)
- 玉ねぎ(すりおろし)…小さじ2(約10g)
- 自然塩…小さじ1/2
- 黒こしょう…少々
- ドライバジル…小さじ1/4
- 菜種油またはお好みの植物油…大さじ2
- オレンジは皮と白いワタを除き、種を取って果肉をほぐす。
- ボウルに玉ねぎ、塩、こしょう、バジル、油を入れて混ぜる。
- 果肉と果汁を加え、果肉を軽くつぶしながらよく混ぜる。
冷製パスタにかけるだけで映えるワンプレート

冷やしたパスタにこのドレッシングをかけるだけで完成。
オレンジ色が鮮やかで、テーブルに出した瞬間に「わぁ!」と声が出る美しさです。
実際に食べてみると、まず感じるのは柑橘の爽やかさ。
さっぱりとして、ほんのりとした酸味が食欲をそそります。
冷たいパスタとの相性も抜群で、ひと口食べるごとに体が喜んでいるのを実感できます。

ほんの少しの工夫で、いつもの冷製パスタがレストラン風に格上げされますよ。
ちょっとひと手間
- パスタはアルデンテに茹でて、氷水でしっかり締めると食感アップ
- 麺をよく水気を切っておくと、ドレッシングがしっかり絡みます
- 仕上げにオリーブオイルやレモンの皮をプラスすると、香りも華やかに

できあがったパスタにひと間加えて、更に美味しく華やかに。
おすすめトッピング
- パセリやミントなどのハーブ
- トマト、アボカド、キュウリなどの夏野菜
- 焼いた木綿豆腐やナッツでボリュームアップ
彩りと食感、栄養バランスの三拍子が揃ったワンプレートになります。
アラカン世代に嬉しい栄養と体へのやさしさ

40代後半〜60代に差し掛かると、代謝や消化力の低下、血糖値やコレステロール値の上昇、そして筋肉量の減少など、体の変化を実感する方が増えてきます。
そんなアラカン世代にとって、「何を食べるか」は毎日の体調を左右する大事なポイント。
今回のドレッシングに使われている素材には、まさにその世代が意識すべき栄養素がたっぷり含まれています。
- オレンジ:ビタミンCで免疫力と美肌をサポート
- 玉ねぎ:血液をサラサラにし、代謝を助ける硫化アリルを含有
- バジル:抗酸化作用が高く、細胞の老化を防ぐと言われます
- 菜種油:オメガ3系脂肪酸で、血管の健康や脳の働きを支える
動物性脂肪を控えたい方、血糖値が気になる方にも安心。
身体を労わりつつ、美味しく楽しく食べられるのが最大の魅力です。
作り置き&アレンジ活用アイデア

このドレッシング、実はパスタ以外にも使い道がたくさんあります!

混ぜるだけで作れるこのドレッシングは、作り置きしておくととても便利です。
忙しい日の食卓にさっと添えれば、それだけで手抜きに見えない一品に早変わり。
- ガラス瓶や密閉容器に入れて、冷蔵庫で2〜3日保存可能
- 毎回清潔なスプーンを使えば風味長持ち
- 時間が経つと分離するので、使う前に軽く振るのがポイント
手間なく“ひと品増やせる”安心感が、毎日の食事作りをぐっとラクにしてくれます。

- サラダ(リーフ・グレインボウル)
グリーンサラダやキヌア入りのグレインボウルにかけるだけで、レストラン風の一品に。 - 焼き野菜や蒸し野菜
かぼちゃやズッキーニ、ブロッコリーなどの温野菜にかければ、甘みと爽やかさが引き立ちます。 - トーストにアボカド+ソースで朝食プレート
アボカドトーストにひとかけするだけで、栄養も彩りもアップ。朝から爽やかな気分に。 - 冷奴や厚揚げのトッピング
冷たい豆腐や焼いた厚揚げにこのソースをかければ、和洋ミックスのおしゃれな副菜に早変わり。 - マリネ液として魚介の代わりに豆腐やきのこで
ヴィーガン仕様のマリネとして、きのこや厚めに切った豆腐を漬ければさっぱり美味しく仕上がります。
保存容器に入れて冷蔵すれば、いつでもさっと使えるのが嬉しいですね。
よくある質問(Q&A)

- 甘夏、オレンジ、八朔…どれを選べばいいの?
- 甘みを重視したい方は「みかん」や「オレンジ」、さっぱりした酸味が好みの方には「甘夏」や「八朔」がおすすめです。季節のものを使ってアレンジするのも◎。
- 1食分の目安は?
- パスタ1人前(80〜100g)に対して、大さじ3〜4杯がちょうどよく絡みます。
- 塩分やカロリーは?
- ドレッシング1回分(約大さじ3)で塩分約0.5g、エネルギーは約90kcal程度。
油の種類によっても若干変わります。
- ヴィーガンじゃない家族にも合う?
- 柑橘の風味が万人受けしやすく、「これ、お店の味みたい!」と喜ばれることが多いです。
家族みんなで楽しめますよ。
コラム:ドレッシングって買うより作る方がコスパいい?

スーパーで見かける市販のドレッシング、よく見ると「●●エキス」「増粘剤」「pH調整剤」などの見慣れない成分がたくさん。
さらに、ヴィーガン仕様となると価格が高く、内容量も少ないものがほとんどです。
でも、実は手作りなら、材料費は1回あたり100円以下。
しかも冷蔵保存すれば数日間持ちますし、味も自分好みに調整できて“失敗なし”。
作り方も混ぜるだけなので、調理初心者や料理が苦手な方でも大丈夫。
オリジナルドレッシングが1本あるだけで、サラダ・野菜・豆腐・パスタなど、さまざまな料理が「ちゃんとしたごはん」に早変わりしますよ。
買うより、作る方が美味しくて安心で、何より楽しいんです!
おわりに:手軽にできる“食べるケア”を始めよう

今回は、夏にぴったりな「オレンジ色のヴィーガンドレッシング」をご紹介しました。
見た目も味も爽やかで、混ぜるだけの手軽さ。
まさにアラカン世代にこそ試してほしい、優しい食のアイディアです。
がんを経験し、食の力で健康を取り戻した私が断言します。
“何を食べるか”は、人生の質を左右します。
私達は自分が食べたものでできているのです。
あなたもまずはこの一皿から、体にやさしい習慣を始めてみませんか?
今日作って、明日の元気につなげましょう!