
アラカン紳士さん
オリーブオイルって体に良いって聞くけれど……
実際、どんなふうに良いのかしら?
香りも種類も多くて、ちょっと迷ってしまうのですわ

おや、それは素晴らしい関心ですな、マダム。
実は油こそ、年齢を重ねた私たちの体をしなやかに保つ鍵なのです
ただし、選ぶ油を間違えると、せっかくの効果が台無しですぞ

まあ……。
では、本当に良いオリーブオイルって、
どうやって見分ければいいの?

ポイントは香り・酸度・製法
本物を選べば、美容にも体調にも、やさしく寄り添ってくれますぞ
はじめに 本物のオリーブオイルを選ぶことは、自分を大切にすること

オリーブオイルが体に良いのは知っているけれど、
実際どれを選べばいいのか
どう使えばいいのか
迷ってしまうこと、ありませんか?
スーパーの棚には「エクストラバージン」「ピュア」「オーガニック」など、
似たような言葉が並んでいて、どれが本物なのか分かりづらいですよね。
私もヴィーガン生活を始めたばかりの頃、
「どうせ全部オリーブオイルでしょ?」と思っていました。
でも、調べて使い比べていくうちに、香りや味、
そして体の調子までも違うことに気づいたんです。
本物のオリーブオイルには、
腸をすっきり整えてくれる力や、肌のハリを保つ抗酸化成分がたっぷり。
毎日の食事に少し取り入れるだけで、
内側から整っていくような心地よさがあります。
この記事では、そんな「オリーブオイルの本当の良さ」と
「本物を見分けるポイント」、
そして「おいしく続ける使い方」まで、
おおむねヴィーガン的にやさしく紹介していきます。
- ヴィーガンに油が必要な理由と、エクストラヴァージンオリーブオイル(EVOO)をすすめる根拠。
- 腸・美容・エイジングケアに役立つEVOOの成分(オレイン酸/ポリフェノール/ビタミンE)と働き。
- 本物の見分け方(酸度0.8%以下・低温圧搾・遮光瓶・香りと辛味・価格の目安)。
- おすすめブランドと入手先(国産・海外の厳選銘柄、受賞歴・収穫年のチェックポイント)。
- 効果的な摂り方のタイミング(朝の空腹時/夕食時)と、朝昼夜の簡単レシピ3選。
- 保存と賞味期限のコツ(冷暗所・開封後2〜3か月・冷蔵庫NG)。
- 信頼の裏付けとしてのOSAJ/OLIVE JAPANの意味と活用法。
ヴィーガンとオリーブオイルの関係|油を選ぶことは体を整えること

植物中心の食生活をしていると、「油は控えたほうがいい」と思われがちです。
でも、油は私たちの体を支える大切な栄養のひとつ。
細胞膜やホルモンの材料になり、エネルギー源としても欠かせません。
特に40代以降は、油の質がそのまま肌や腸の調子に影響します。
だからこそ、どんな油を選ぶかがとても大事なのです。

ヴィーガンの食事では、動物性脂肪を摂らないぶん、
植物性オイルから必要な脂質を上手に補うことが大切です。
その中でもオリーブオイルは、オレイン酸(オメガ9系脂肪酸)が豊富。
オレイン酸は血液をサラサラにし、
腸の動きをサポートする働きがあります。
また、酸化しにくく、加熱にも比較的強いのが特徴です。
ヴィーガンライフのメインオイルとして、オリーブオイルは理想的な存在です。

一方で、注意したいのがトランス脂肪酸や高温精製された植物油です。
マーガリンやショートニング、一般的なサラダ油は、
加工の過程で酸化しやすくなり、
体内でストレスの原因になることがあります。
透明で扱いやすいように見えても、香りや栄養は失われていることが多いのです。

オリーブオイルを選ぶときは、
自然な製法で作られたものを選びましょう。
とくに「エクストラバージンオリーブオイル(EVOO)」と呼ばれる種類は、
低温でゆっくり圧搾され、オリーブの実の香りや栄養がそのまま残っています。
未精製のオリーブオイルは、
ビタミンEやポリフェノールなどの抗酸化成分も豊富で、
まさに食べる美容液ともいえる存在です。
ココナッツオイルやアボカドオイルなども体にやさしい油ですが、
日常使いの中心はオリーブオイルにするのがいちばん続けやすくおすすめです。
オリーブオイルの美容・健康効果|40代からのアンチエイジング習慣

年齢を重ねると、肌の乾燥や疲れやすさ、腸の不調など、
ちょっとした不快感が気になることが増えてきます。
そんな時に頼りになるのが、体の中から整えてくれるオリーブオイルです。
ただの「油」ではなく、オリーブオイルは自然のサプリメントのような存在です。
一滴に、私たちの体をやさしくサポートしてくれる成分がぎゅっと詰まっています。

オリーブオイルの主成分「オレイン酸」は、腸の動きをなめらかにしてくれます。
スプーン1杯を食事に取り入れることで、
腸内の潤いを保ち、便通のリズムが整いやすくなるといわれています。
食事の油を変えるだけで、朝のすっきり感が違う。
そんな声も多く聞かれるのは、腸が整うことで体の代謝もスムーズになるからです。
また、オリーブオイルは血糖値の上昇をゆるやかにし、
満腹感を保ってくれるため、食べすぎ防止にもひと役買います。

オリーブオイルが「美容オイル」と呼ばれるのは、
ポリフェノールとビタミンEという抗酸化成分が豊富だから。
これらの成分は、紫外線やストレスなどで発生する酸化から細胞を守り、
肌のハリやツヤを保つサポートをしてくれます。
とくにエクストラバージンオリーブオイル(EVOO)には、
果実そのものの香りや抗酸化力がそのまま残っています。
毎日の食事に少し加えるだけで、
「肌のくすみがやわらいだ」
「なんとなく明るくなった」
そんな変化を感じる人も少なくありません。

オリーブオイルに含まれる「オレオカンタール」という成分は、
抗炎症作用で知られています。
これは、鎮痛薬のイブプロフェンと同じ働きを持つ自然由来の成分です。
体の中の静かな炎症は、疲労感や肌荒れ、冷えにもつながります。
日々の食卓でEVOOを取り入れることで、
無理なく体を軽く保つことができるのです。
スポーツやウォーキング後の食事に取り入れるのもおすすめです。
地中海式食事法と長寿の秘密

世界で長寿地域として知られる「ブルーゾーン」。
その多くで共通しているのが、
オリーブオイルを日常的に使う地中海式食事法です。
野菜・豆類・全粒穀物を中心とした食事に、
たっぷりのオリーブオイルを組み合わせることで、
心血管リスクを下げ、体の炎症を抑える働きがあることが分かっています。
そして何より、食卓に笑顔が増えるのもオリーブオイルの魅力。
おいしく食べて、自然に整う
それが、地中海の人々の元気の秘訣なのかもしれませんね。
本物のオリーブオイルを見分ける方法|偽物に惑わされない5つのポイント

オリーブオイルは、スーパーでも通販でも手軽に買えるようになりました。
けれど、その中にはエクストラバージンと書かれていても、
実際には基準を満たしていないなんちゃってEVOOもあるのです。
本物のオリーブオイルは、香り・味・見た目のすべてが違います。
せっかく体のために選ぶなら、信頼できる一本を見つけましょう。
ここでは、偽物に惑わされないための5つのポイントを紹介します。

オリーブオイルの酸度とは、
オイルに含まれる遊離脂肪酸の割合のこと。
0.8%以下であれば国際基準で「エクストラバージン」と認められます。
この値が低いほど、新鮮で搾油後の酸化が少ない証拠。
酸度が高いものは、収穫や保存の過程で劣化している可能性があります。
ラベルや公式サイトで「酸度0.8%以下」と明記されているものを選ぶと安心です。

本物のオリーブオイルは、産地と製造方法が明確です。
小豆島、イタリア、スペイン、ポルトガルなどは世界的に評価の高い生産地。
また、低温でゆっくり搾油する「コールドプレス製法(低温圧搾)」が理想的です。
高温で搾ると香りや栄養が失われてしまうため、
エクストラバージンを名乗るオイルは、必ず低温で丁寧に作られています。

オリーブオイルは光や熱に弱く、すぐに酸化してしまいます。
遮光瓶(ダークグリーンやブラウンのガラス瓶)に入っているものを選びましょう。
透明ボトルやペットボトル入りのオイルは、光の影響で劣化が早く進みます。
購入後も、直射日光の当たらない冷暗所で保存するのがポイントです。

良質なオリーブオイルは、
開けた瞬間に青りんごや草のような香りがふわっと広がります。
口に含むと、最初にフルーティーな甘み、
そのあとにわずかな苦味と喉の奥にピリッとした辛味を感じます。
この「ピリッ」はポリフェノールの証。
逆に、味が平坦で香りが弱いオイルは、
精製されている可能性があります。

250mlで1,000円を大きく下回るような安価なオイルは、
他の植物油をブレンドしている場合があります。
また、ラベルに「EVOO」と書かれていても、
国際基準を満たさないケースも少なくありません。
安心して使いたいなら、生産者や製造年が明記されたもの、
または専門ショップ・公式通販で購入できるものを選ぶと良いでしょう。
本物のEVOOを見極める日本の目利きたち

オリーブオイルの本物を見分けるには、
ラベルや価格だけでなく、信頼できる認定機関の存在も重要です。
日本では、一般社団法人 日本オリーブオイルソムリエ協会(OSAJ)が、
品質評価と専門家育成を行っている中立的な団体として知られています。
この協会は、オリーブオイルの販売や宣伝は行わず、
消費者の立場から「正しい知識と本物の基準」を広める活動をしています。
代表的な取り組みとして、
「OLIVE JAPAN 国際オリーブオイルコンテスト」があります。
ここで入賞したオイルは、世界でも認められる高品質なEVOO。
もし迷ったら、ラベルに「OLIVE JAPAN受賞」や「OSAJ認定」
があるかをチェックしてみてください。
安心して選べる本物の証になります。
おすすめオリーブオイルブランド|信頼できる国内・海外の逸品

せっかく選ぶなら、香りが生きているオリーブオイルを選びましょう。
ここでは、日本でも安心して手に入る、品質の高いブランドを紹介します。
どれも「エクストラバージン(EVOO)」として確かな評価を得ているものばかりです。

日本でも、世界に誇れるオリーブオイルが増えてきました。
とくに小豆島は、温暖な気候と丁寧な手作業で高品質なオイルを生み出す産地です。
| ブランド名 | 特徴 | 価格帯(目安) | 香り・味の特徴 |
|---|---|---|---|
| 葵(あお)/小豆島産 | 手摘み100%・酸度0.1%以下。希少な単一品種。 | 約3,000円/180g | 青りんごのような爽やかな香りと深いコク |
| アライオリーブ | 酸度0.07%という世界最高水準の低酸度。 | 約3,500円/200g | すっきりとした辛味と香ばしい余韻 |
| 井上誠耕園 | 小豆島の定番ブランド。ギフトにも人気。 | 約2,000円/200g | 甘みと苦味のバランスが絶妙 |
| 東洋オリーブ/匠シリーズ | 自社農園栽培・低温圧搾。 | 約2,500円/180g | ナッツのような香ばしさとまろやかさ |
どのブランドも、「OLIVE JAPAN」などの国際大会で受賞歴があります。
日本産オイルは、料理とのなじみが良く、和食にも合うのが魅力です。

世界的に評価の高いオリーブオイルは、
やはり地中海沿岸国から多く生まれています。
輸入品を選ぶときは、製造年や輸送方法もチェックしましょう。
| ブランド名 | 原産国 | 特徴 | 香り・味の特徴 |
|---|---|---|---|
| ICONO(アイコノ) | スペイン | OSAJ認定・オーガニック認証取得。 | フルーティーで後味スパイシー |
| MONINI(モニーニ)レモン | イタリア | オイルにレモン果皮を漬け込んでいる。 | 爽やかな香りでサラダ向き |
| CARM(カーム) | ポルトガル | 高標高で育つオリーブ。低酸度0.2%。 | 苦味と甘味のバランス◎ |
| ピクーダ(PICUDA) | スペイン | 国際コンテスト常連。 | 若草のような香りと濃厚なコク |
どれも酸度・香り・味のバランスが良く、
EVOOの魅力をしっかり感じられる逸品です。
料理や気分に合わせて使い分けるのもおすすめです。
・「収穫年(HARVEST YEAR)」が書かれているかを確認
・「Best Before(賞味期限)」だけしかない場合は古い可能性も
・オリーブは果実。鮮度が命です
オリーブオイルとその他オイルの違い

ちょっとひと息:オイルの種類で、こんなに違う!
「良い油はオリーブオイルだけじゃない」とよく言われます。
確かに、ココナッツオイルやアボカドオイルも体にやさしい油ですが、
それぞれに得意分野があります。
| オイルの種類 | 主な成分 | 加熱向き | 香りの特徴 | 期待できる作用 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| オリーブオイル(EVOO) | オレイン酸(オメガ9)・ポリフェノール | ◎(中温まで) | フルーティー・青々しい | 抗酸化・腸内環境サポート・肌のうるおい | サラダ・パスタ・炒め物 |
| ココナッツオイル | 中鎖脂肪酸(MCT) | ◎(加熱に強い) | 甘く軽やか | 代謝サポート・抗菌作用 | 炒め物・コーヒー・お菓子作り |
| アボカドオイル | オレイン酸・ビタミンE | ◎(高温OK) | ナッツのような香ばしさ | 抗酸化・肌のハリ維持 | 揚げ物・ドレッシング |
| 亜麻仁油 | α-リノレン酸(オメガ3) | ×(非加熱専用) | 独特の風味 | 炎症抑制・脳・血流サポート | サラダ・スムージー |
| ごま油(焙煎) | セサミン・リノール酸 | ◎(高温OK) | 香ばしい | 抗酸化・血流サポート | 中華料理・炒め物 |
オリーブオイルは香り・栄養・安定性のバランスが抜群。
毎日の食卓に取り入れるには、最も万能なオイルです。
一滴ずつ積み重ねるうちに、体も心も軽く整っていくのを感じられるでしょう。

近くに本物のオリーブオイルが売っていない。
班物を飼う自信がないという場合は、通販がおすすめです。
『プライムショップ』ならば、香川県産のオリーブオイルを始め、イタリア等の様々なフレーバーのオリーブオイルを購入することができます。
・本物のオリーブオイルを楽しみたい
・様々なフレーバーを楽しみたい
というかたは、選択肢のひとつとして検討してみてください。

ヴィーガン的おすすめオリーブオイルを使った料理3選|おいしく摂って体を整える

オリーブオイルは「料理にかける」だけでなく、
料理に取り入れることで、香りや効果をより自然に楽しめます。
ここでは、ヴィーガンライフにぴったりな3つの簡単レシピを紹介します。
どれも朝・昼・夜に合わせて取り入れやすいメニューです。

- エクストラバージンオリーブオイル:小さじ2
- レモン果汁:小さじ1
- ぬるま湯:100ml
- コップに材料をすべて入れて混ぜるだけ。
朝起きてすぐ飲むことで、腸がやさしく刺激され、
便通が整いやすくなります。

- パプリカ(赤・黄):各1/2個
- ズッキーニ:1/2本
- ミニトマト:5〜6個
- エクストラバージンオリーブオイル:大さじ2
- バルサミコ酢:大さじ1
- 塩:ひとつまみ
- 野菜を食べやすく切って、軽く塩をふる。
- オリーブオイルとバルサミコ酢を混ぜ、マリネ液を作る。
- 冷蔵庫で30分ほど寝かせて完成。

- ミックスビーンズ:1袋(100g)
- ブロッコリー:1/2房
- ニンニク:1片(みじん切り)
- エクストラバージンオリーブオイル:大さじ1.5
- 塩:少々
- 黒こしょう:少々
- フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ、香りが立つまで弱火で加熱。
- ブロッコリーと豆を加えて軽く炒め、塩こしょうで味を整える。
【ちょっとひとこと】
1日を通して見ると、
・朝は「整える」
・昼は「満たす」
・夜は「癒やす」
そんなふうにオリーブオイルを、時間で使い分けるのがおすすめです。
よくある質問(FAQ)

「どこで買えばいいの?」「保存は?」「いつ摂るのがベスト?」
そんな実際に使い始めたい人のためのQ&Aをまとめました。
- 本物のオリーブオイルはスーパーで買えないの?
- いいえ、スーパーでも本物のEVOOは買えます。
ただし、ラベル表示と価格には注意しましょう。
「酸度0.8%以下」「コールドプレス」「収穫年表示」などが書かれたものを選ぶのがポイント。
極端に安いもの(250mlで1,000円以下)は、品質が安定していない場合があります。
成城石井や紀ノ国屋、イオンの自然食品コーナーなどでは、
輸入EVOOや国内ブランド(井上誠耕園・東洋オリーブなど)が手に入ります。
迷ったら、OLIVE JAPAN受賞マークを目印にしましょう。
- 開封したあと、冷蔵庫に入れたほうがいい?
- 冷蔵庫保存は避けましょう。
オリーブオイルは低温で白く固まり、香りが落ちやすくなります。
理想的なのは、直射日光を避けた冷暗所保存。
キッチンの引き出しや戸棚で十分です。
開封後は2〜3か月を目安に使い切るのがおすすめです。
- オリーブオイルは、何時に摂ると効果的?
- オリーブオイルは空腹時の摂取がもっとも効果的。
朝食前にスプーン1杯(約10〜15ml)を飲むと、
腸の動きが促されて、「朝のすっきり習慣」が整いやすくなります。
また、夕食時にサラダやスープにかけるのもおすすめ。
オレイン酸が血糖値の上昇をゆるやかにしてくれるため、
寝る前に胃が重くならず、翌朝の目覚めも軽やかになります。
「朝は内側を整える時間、夜はリラックスの時間」
そんなふうに、ライフスタイルに合わせて使い分けてみてください。
- オリーブオイルの香りが苦い・辛いのはなぜ?
- それは“劣化”ではなく、ポリフェノールが豊富な証拠です。
新鮮なエクストラバージンオリーブオイルほど、
喉の奥にピリッとした刺激や苦味を感じることがあります。
この「ピリッ」は、抗酸化成分オレオカンタールによる自然な反応。
本物のEVOOにしかない、若々しさを保つサインなのです。
- 「エクストラバージン」「ピュア」「オーガニック」の違いは?
- スーパーで見かけるオリーブオイルには、いくつか種類があります。
似たような言葉ですが、実は製法や品質の基準がまったく違うのです。
ポイントは、
「エクストラバージン」は鮮度と栄養の証、
「ピュア」は加熱向きの万能オイル、
「オーガニック」は栽培法にこだわった安心志向
と覚えてください。
迷ったときは、まず「エクストラバージン(EVOO)」を選ぶのが正解です。
| 種類 | 製法・特徴 | 品質・香り | 向いている用途 |
|---|---|---|---|
| エクストラバージンオリーブオイル(EVOO) | オリーブの実を低温で圧搾しただけの一番搾り。化学処理なし。酸度0.8%以下が条件。 | フルーティーで香りが高く、栄養や抗酸化成分が豊富。 | 生食・仕上げ・マリネなど香りを生かす料理に◎ |
| ピュアオリーブオイル | 精製オイルにEVOOを少量ブレンド。高温精製のため香りと栄養が控えめ。 | 味がまろやかでクセが少ない。 | 炒め物や加熱料理に向く。 |
| オーガニックオリーブオイル | 有機栽培されたオリーブを使用。製法そのものはEVOOやピュアと同じ。 | 香りや味わいはブランドごとに異なる。 | 安全志向の人におすすめ。EVOOのオーガニック版が理想。 |
おわりに|オリーブオイルで毎日に「やさしい変化」を

オリーブオイルは、特別なものではなく、
いつもの暮らしをほんの少し豊かにしてくれる存在です。
香りを楽しみながら、料理やスキンケアに取り入れる。
それだけで、体も心も少し軽く整っていきます。
そんな「やさしい変化」を感じる日がきっと訪れます。
40代からの体は、食べたもので素直に変わります。
どんなサプリよりも、日々の食事にこそ未来の力がある。
本物のオリーブオイルを選んで、
その一滴に「自分を大切にする時間」を込めてみてください。
今日の食卓に、ほんの少しだけ優しさを。
それが、あなたのヴィーガンライフをもっと美しく、豊かにしてくれます。

